ベルリンフィルといえば、第一コンサートマスターとして安永徹さんが活躍されている。
コリヤ・ブラッハーさん(元ベルリンフィル・コンサートマスター)が出ている「ヨーロッパ・コンサート1996 マリインスキー劇場のベルリン・フィル」のDVDを以前に紹介したが、その中でもトップで演奏する安永さんの姿を見ることが出来る。
安永さんといえば、2005年1月に第一生命ホール(東京・晴海)で行われた、マスタークラスの発表会を見に行ったことがある。
プログラム中、安永さんがバッハの無伴奏バイオリンのためのパルティータを演奏されたのだが、それは美しい音色と華麗な弓さばきで、最前列でかぶりついて見てしまった(笑)。演奏が終わり、万雷の拍手の中、安永さん曰く「通常は拍手の中、何回も出たり入ったりと、結構もったいぶったことをするのですが、今日は省略します!」と気さくな人柄をかいま観ることが出来ました。
オーケストラの発表も、皆さん練習の成果を発揮され、素晴らしかったです。
バイオリンセクションの中ほどの男性のバイオリンの音がひときわ良く通っていたのですが、裕福そう(?)な感じの方だったので、かなりの銘器をお使いだったのではないでしょうか。
このマスタークラス以来、安永さんが出てくるたびに、親近感をもって見入っています。
(写真:日本アマチュアオーケストラ連盟HPから引用させて頂きました)。
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