アーランダ国際空港に深夜降り立つ。ウィーンではアパートを借りていたが、ストックホルムでは2ヶ月間、ホテル暮らし。聞こえはいいが、ヨーロッパのホテルは古い建物を活かしているものが多く、概して部屋の作りが狭く、快適度は今ひとつだ。
そして、冬のストックホルムは全然太陽が照らない。午前10時30分ぐらいに、ようやく明るくなったと思ったら、午後3時には暗くなるのである。私の出社は午前8時なので、当然真っ暗。「太陽が隠されてしまった、おとぎ話の国」に迷いこんだような気分である。
スウェーデンといえば、スメタナが祖国を離れ、赴任していた国。スメタナといえば、やはり「わが祖国」でしょう。
チェコには大変美しい「スメタナホール」があり、年に1回音楽祭が行われている。2002年に小林研一郎さんがチェコフィルを指揮した「わが祖国」全曲DVDは、素敵なホールの映像と美しい演奏が楽しめ、おすすめです。
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